2020年10月28日水曜日

【農業塾】 収穫目指し、秋冬野菜を管理

 11月上旬の定植に向けレタス播種


JA松山市は10月6日、当JA営農センターと松山市生石町の研修ほ場で、農業塾を開いた。塾生5人が出席し、種子の特性を学びレタスを播種したほか、ブロッコリーやキャベツの追肥と中耕、白ネギの追肥と土寄せを行った。


レタスはセルトレイに培土を詰め、たっぷりと潅水して、一粒ずつ播種し薄く覆土した。JA営農指導員は「土が乾いていると発芽率が悪くなるため、播種前にたっぷり潅水することが重要。11月5日の定植に向け、今後はJAの育苗場で管理していく」と話した。
また、ブロッコリーやキャベツは条間に追肥をし、中耕を行って除草や通気性、水の浸透を良くさせたほか、株元へ土寄せも行った。


塾生は「自宅でもキャベツやブロッコリーを育てているので、農業塾で学んだあと、復習しながら管理を実践している」と話す。

 

レタスを播種する塾生




2020年10月15日木曜日

【JA】 広報コンクールで県JAの頂点に!

 本誌が7年続けて最優秀賞


JA松山市は、JA愛媛中央会が毎年開催する愛媛県のJA広報コンクールで、当JA組合員広報誌「だいち」が最優秀賞に輝いた。2014年から7年連続の受賞。この快挙に広報担当者は「多くの方のご協力により受賞でき、大変嬉しい。さらに良い広報誌を目指す」と喜ぶ。


本誌は、多くの人にJAを身近に感じてもらえるよう、赤ちゃんや小学生、高校生、家族など様々な年代の組合員や地域住民に登場してもらい、誌面を作成する。また、組合員の活躍や旬の農産物、営農・健康情報、料理など、多岐にわたる内容でボリュームのある1冊を目指す。


今年度は、近年注目度が高い「SDGs」と組合員の取り組みやJA事業との関わりについて役員の考えを伝える「トップが考えるSDGs」や、青壮年部と女性部を紹介する「やけん、私は青壮年部、女性部」を新設している。



最優秀賞にはしゃぐ広報担当者とまる芽ちゃん

 

2020年10月12日月曜日

【営農】 熱中症対策に効果的

 部会助成で空調服好評


暑さ対策をしようと、JA松山市○久久万高原ピーマン部会は、服に付いている小型ファンが服内に風を送る作業着「空調服」を購入する部会員に、部会費から助成し暑さ対策を後押ししている。風が汗の蒸発を促し体を冷やす効果があると、部会員の4割に当たる31人が購入。熱中症予防と作業性の向上につながっている。


ピーマンの収穫期である6月から10月は暑く、さらに株元のシルバーマルチによる日光の照り返しが体温を上昇させるため、暑さ対策が喫緊の課題となっていた。
空調服は、両腰に1基ずつ小型ファンがついており、外気を取り込み服内に風を送る。袖や裾が締まっているため、涼しさが維持できる。同町東明神の小倉重生さん(63)は「空調服は涼しく、ほぼ汗をかかないので作業しやすい。安く購入でき、熱中症対策になるので良い」と話す。



空調服を着て収穫作業にあたる小倉さん

2020年10月8日木曜日

【営農】 長雨と猛暑が影響

 害虫多発で農薬の需要倍増!


 暖冬と梅雨時期の長雨や猛暑により、国内で繁殖を繰り返す虫と外国から飛来する虫の両方が多発し、JA松山市では農薬の販売高が予想をはるかに上回った。


 管内では水稲や野菜に被害を与えるトビイロウンカやジャンボタニシ、コブノメイガ、カメムシが春から秋にかけて大発生。出穂後にウンカやカメムシを防除する『アルバリン粉剤』は、当JAで9月15日現在1,769袋(3㎏入)を販売した。前年対比は199%で、予約率(2月に予約受付)は48%で、農家の予想をはるかに上回る害虫が発生したことが分かる。


今年も暖冬であれば、害虫の越冬が多くなり、来春も大発生する可能性がある。資材部の本田光幸部長は、「農薬は予約して、配達ではなくJAで引き取るとお得に購入できるので、ぜひご活用いただきたい」と話している。


アルバリン粉剤の購入に訪れた組合員

2020年10月5日月曜日

【金融】 全店舗で美粧化コンテスト

 窓口応対よく東雄郡が1位!


JA松山市は、お客様満足度の向上を図るため、店舗の美粧化コンテストを実施し、東雄郡支所が支所1位に、西余戸出張所が出張所1位となった。


常勤役員が43支所・出張所を巡回し、店内外の整理整頓や商品のピーアール、新型コロナウイルスの感染対策のほか、窓口職員の身だしなみや接客応対など9つの項目を10段階で評価し、得点の高い5支所3出張所を表彰した。


東雄郡支所は待合いの椅子の間隔をとったり、ボールペンを1回使うごとに消毒するなど、コロナ対策を徹底。また、職員の窓口や電話の接客応対が評価された。門田歩支所長は、「小さな事務所なので、職員間で考えを共有できている。それに組合員とも普段からコミュニケーションをとれているので、それが良い雰囲気につながっているのでは」と話した。


整理整頓された東雄郡支所の窓口

2020年10月2日金曜日

【拓南】 地域を支えるJAへ

 防災訓練に食品400個提供


JA松山市と子会社㈱松山生協は9月6日、南海トラフ巨大地震の発生を想定した松山市素鵞(そが)地区の防災訓練に食品を提供した。昨年は炊き出し用の食材を用意したが、今年は新型コロナウイルスの影響で炊き出しを中止し、要望のあったパンとジュースを用意。当JAは今後も災害時に食材や施設を提供し、地域を支える方針だ。


提供したのは、当JAがパン、同社がジュースをそれぞれ200個。当JAの岡田明夫専務は「昨年から食材を提供している。JAは地域住民のための組織であるため、積極的に食などを通して支援していきたい」と方針を話す。


同地区連合自主防災会の代表防災士で、当JA組合員の泉治雄さん(74)は「快く食材を提供してもらい、大変助かった。避難所や配給場所を知ってもらえる良い機会にもなった」と感謝する。



JAや松山生協が提供した食品の配布準備を進める泉さん(左)

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