2018年3月30日金曜日

【共済部】こども倶楽部会員の輪広がる

注目の「米ゲル」で離乳食!

共済部は2月下旬、松山市鷹子町にあるJA愛媛厚生連で、こども倶楽部会員を対象に、新食品素材として注目されている、米を炊飯してかくはんしゲル状にした「米ゲル」を使って、離乳食づくりをした。調理しながらママ友の輪を広げてもらうことを目的に開催。母親と生後0ヵ月から6ヵ月以上の子ども32組が参加し、クリームシチューを作った。

離乳食は、赤ちゃんの食べる力や意欲、食事のリズムを育てていくもの。講師は、厚生連の管理栄養士・後藤昌栄さん。シチューは、米ゲルに油と豆乳を混ぜるだけでできるため、簡単かつそのおいしさに、参加者から好評だった。参加者は「米ゲルがとても使いやすかったので、家でも作りたい」「ほんのり米の味がしておいしい」と話した。

調理した後に、試食しました!
おいしいね~♡

2018年3月19日月曜日

【育苗場】 高品質な野菜苗を供給

接ぎ木技術を確立!


 JA松山市は県内JAで唯一、野菜苗の接ぎ木技術を確立し、生産部会に高品質な苗を安定供給している。
苗の良し悪しは、生育に大きく影響し所得に直結するため、ベテラン作業員が接ぎ木する。4月中下旬頃から生産部会に供給するほか、当JA高井育苗場や松前育苗場、㈱松山生協12店舗で一般消費者に対面販売していく。

 両育苗場では2月中旬から4月中旬にかけて、11種類17品種を接ぐ。松山長なす『庄屋大長』は、割り接ぎ法でおよそ1万株を接ぎ木した。台木の葉柄の基部に、くさびに削った穂木を差し込み、クリップで止め、保温と遮光効果のあるコモを被覆したトンネル内で育苗する。湿度95㌫、温度25℃の高温多湿状態に保ち、2週間養生する。その後、およそ2ヵ月かけて生殖成長の状態に仕上げていく。

茄子を接ぎ木するベテラン作業員


2018年3月15日木曜日

【JA】 組合員アンケート実施

声聞き、自己改革を加速!


 JA松山市は2月、役職員が組合員の自宅を訪問し、組合員アンケートを実施した。
JAの経営者である理事も訪問し、同JA広報誌『だいち』を使って自己改革の内容を説明。JAが自己改革に取り組む姿や、総合事業の必要性を組合員に理解してもらう。同時に、組合員の生の声を吸い上げ、自己改革を加速していく。

 同取り組みは、2019年4月の全組合員対象のアンケート調査に先立ち、JA全中が全国で実施している。JA松山市は、正・准組合員750人ずつに対して行った。アンケート配布時に、2017年から3ヵ年かけて取り組む目標を記した広報誌を資料として使い、説明した。

北伊予地区の加藤賢司理事は「農家が農産物作りに専念するために、販売面の強化も重要という声もあった。意見を集約し、改革を進めていく必要がある」と話す。

正組合員宅を訪れ、自己改革を説明する加藤理事(左)

2018年3月12日月曜日

【レタス部会】 地元・京阪神に114㌧

やっと!レタスが出荷最盛!

例年にない悪天候を乗り越え、レタス部会は2月上旬、レタスの出荷最盛期を迎えた。
今年度は、9月と10月の台風で定植が遅れ、寒波と日照不足の影響で例年より1ヵ月半遅い生育となった。小玉傾向だが、病害虫の発生はほとんどない。5月上旬にかけて、地元市場や京阪神市場に114㌧の出荷を予定している。

 同部会は今年度、松前町内の20~40代の48人が、およそ10㌶でレタス『マイヤー』など計5品種を栽培する。収穫後は、専用の機械を使って一玉ずつフィルムで包装し、13等階級に分けて箱詰めし、JAに出荷する。JAが再度、確認して品質の統一を図り、真空予冷装置を使うことで、味や鮮度を維持したまま県内外へと出荷できる。

同町東古泉の浮穴佳温(よしはる)さん(36)は「葉肉が厚く、しゃきしゃきとした甘いレタスに仕上がった」と出来に満足する。

最盛期を迎えたレタスの出荷作業を行う浮穴さん夫妻


2018年3月8日木曜日

【久万】 詐欺を未然に防げ

職員が一日警察官に


JA松山市の直瀬支所の日野愛莉職員は2月5日、久万高原警察署から一日警察官の委嘱を受け、振り込め詐欺などの特殊詐欺の注意を来店者に呼びかけた。

久万高原町内では昨年6月、2年半ぶりに特殊詐欺の被害が発生した。被害を未然に防ごうと、同署と同町内の各金融機関5店舗が連携を強化し、一斉に取り組んだ。

同署の高須賀久範署長から委嘱状を受け取った日野職員は、警察官の制服姿で当JAの久万支所の窓口に立ち、特殊詐欺の手口を紹介したチラシを来店者に手渡した。日野職員が「不審な電話に気をつけてくださいね」と呼びかけると、来店者は「親にも伝えて、被害にあわないように一緒になって気をつけたい」と応えた。
日野職員は「被害を防げるように、今後も注意を払って対応していきたい」と話した。


チラシを手渡し、特殊詐欺の注意を呼びかけます

2018年3月5日月曜日

【小野】 自慢の農産物が並ぶ

小野支所まつり活気づく


JA松山市小野支所は2月4日、梅本出張所で第26回小野支所まつりを開いた。

農産物の品評会や自転車が当たるくじ付き餅まき、歌謡ショーやカラオケなど、多彩な催しで子どもから大人まで多くの人でにぎわった。

農産物の品評会では、同地区の生産者16人が丹精込めて育てたダイコンやハクサイ、イチゴなど計31点が並んだ。今年は台風や寒波の影響で、生育の遅れが懸念されていたが、例年並の出品数だった。当JAの営農指導員が外観や形状を選び審査し、渡部克彦さんのサトイモが優秀賞に輝いた。渡部さんは「立派な賞をいただけて嬉しい。来年も良いものを作りたい」と笑顔で話した。

出品された野菜や果物は、来場者が参加する競りにかけられ、渡部さんのサトイモは最高額の1,000円の値が付いた。

野菜や果物の競りでは、威勢のいい声が響き渡ります


森組合長から賞状を受け取る優秀賞の渡部克彦さんと渡部さんが育てたサトイモ


2018年3月1日木曜日

【久万高原町】地域農業の振興目指す

久万高原農業の課題と解決策探る


 久万高原地区農業改良普及事業推進協議会は1月31日、久万高原町産業文化会館で、「久万高原農業を考える研究集会」を開いた。
同町の認定農業者や生産者、上浮穴高等学校の生徒など、およそ140人が出席。中山間地の農業活性化について話し合った。

同町は昔から農業が盛んであるが、近年、高齢化が進み、担い手不足や耕作放棄地が増加している。
そうした背景を踏まえて、パネリストとして参加した、JA松山市の営農販売部指導課長の山崎仁(ひとし)職員は「トマトは特に市場からの評価が高く、自信を持って販売できる。軽量作物のピーマンは、高齢化を見据えて導入し30年以上が経ち、今後ものびしろがある品目だ。さらにこれからは、耕作放棄地を減らすための新たな品目を見つけ、久万農業の裾野を広げていきたい」と話した。

後継者の育成と農業経営について話し合いました


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