2021年8月31日火曜日

【営農】 子どもたちの長なす収穫体験

 採って、食べて、夏バテ防止に!


JA松山市の茄子部会長の川端正仁さん(71)は7月下旬、自身のほ場で子どもたちと松山長なすを収穫した。JA全農えひめが収穫体験を主催し、子どもたちに農業の楽しさを知ってもらい、食育の推進や消費拡大を図る。久万高原町でトマトの収穫体験も行った。8月8日に南海放送で放送され、両品目のおいしい食べ方などが紹介された。


参加した子ども二人は、川端さんから長なすの収穫方法を学び、挑戦した。子どもたちは「採るのが楽しかった」と笑顔で話した。
川端さんは「楽しんでくれて良かった。この経験を機に、農業に興味を持ってほしい」と話す。

 

川端さんに教わりながら、長なすを収穫していく子どもたち




2021年8月10日火曜日

【美川】 廃校で作る特産品に注目

 「美川手延べそうめん」が人気!


 暑い日は、つるっと喉越しの良いそうめんを―。廃校になった久万高原町東川にある仕七川中学校で作る㈱新栄食品の美川手延べそうめんが人気だ。当JAでも貯金契約者への特典商品として使用したこともあり、認知度も高く、おいしいと評判だ。昔ながらの手延べにこだわることで、コシのある麺に仕上がっている。同町道の駅や物産店、同社のオンラインショップで購入できる。


 美川手延べそうめんは、乾燥前に竹箸を麺の中央から入れ、下から上へ、上から下へと分ける。切れないように力加減に気を付け、均等な細さに延ばしている。また、木造で土壁の校舎は、調湿性能があるため、麺類の製造に適している。


 同社の担当者は「低温熟成・低温乾燥をすることで、香り・味ともに良く、コシがあり伸びにくい。ぜひ味わってほしい」と話す。

 

麺が切れないよう、慎重に延ばしていく職人

 

2021年8月5日木曜日

【茄子部会】 実がやらわかく甘い

 松山長なす今が旬!


 JA松山市管内で8月中旬にかけて、まつやま農林水産物ブランドに認定されている「松山長なす」の出荷最盛期を迎えている。順調に生育しており、皮がうすくて実が柔らかく、甘みのある長なすに仕上がっている。11月下旬にかけて出荷を見込む。


 当JA茄子部会は、51人が2.2㌶で、「庄屋大長」を栽培している。今年産は、5月初旬の強風と寒波や、降雨により生育が遅れていたが、6月以降は天気も回復し順調に生育している。松山市内と関西方面に85㌧(前年比6㌫増)を出荷する予定だ。市場価格は、5㌔およそ1,600円(税込)と、例年より400円ほど安く取り引きされている。


同部会の副部会長の岡本英也さん(69)は「例年通り品質の良い長なすができた。焼いても煮ても漬物にしても、何でもおいしい。『味が良い』と評判の松山長なすをぜひ味わってほしい」と話す。

 


順調に生育した松山長なすを収穫していく岡本さん

2021年8月2日月曜日

【枝豆部会】 エダマメ粒そろい良し

 盆前に出荷最盛


 エダマメの需要期である盆に向け、県内最大のエダマメ産地であるJA松山市管内の松前町で、エダマメの出荷が続いている。順調に生育し、色鮮やかで甘みのある仕上がりだ。9月中旬にかけて、3粒入りのエダマメを中心に、地元や京阪神市場におよそ31㌧(前年比10㌫増)を出荷する予定だ。


 当JA枝豆部会は、39人がおよそ6.3㌶で、「初だるま」「福だるま」など計5品種を栽培している。今年産は、2月以降の天候に恵まれ、サヤつきが良く全体的に生育も良好だ。


 松前町筒井の古川勝美さん(85)、次男の妻の理枝子さん(44)は、一株ずつハサミでエダマメを収穫し、脱莢機を使って枝からサヤを取り外し手選別をした。
 勝美さんは「昨年より虫の発生がなく、きれいにできている」と満足する。

 

収穫したエダマメをトラックに運んでいく
古川勝美さん(左)と理枝子さん



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