2023年5月29日月曜日

【久万高原トマト部会】 匠の技術を次代へ継承

 




 JA松山市久万高原トマト部会は4月下旬、同部会の篤農家が栽培経験の短い生産者を対象に知識や技術を伝える「農の匠」の今年度の活動を開始した。就農1~2年目の若手農家を重点的に指導し、収量増加につなげる。


 同日、大野千代利さん(76)と中島豊さん(71)が、新規就農者4人のもとを訪れ、指導した。大野さんは「若手農家は研究熱心で積極的に質問してくることに驚いている。できる限りのアドバイスをして力になりたい」と笑顔で話した。


 就農1年目の岡本一弘さん(38)は「匠の指導を参考に収量をあげて、安定した収入につなげたい」と話した。

 

指導する大野さん(右)

岡本さんが育てる健康なトマト苗


匠の指導は若手が大きく成長するきっかけになるね!


2023年5月11日木曜日

【女性部総会】 「食」や「文化」を次代につなぐ

 JA松山市女性部は4月下旬、本所で総会を開き、次の世代に安心で安全な食や地域に息づく文化の継承を行うことや、健診活動を積極的に推進し、心と体を意識した健康づくりに励むなどの方針を定めた。今年度は、3年ぶりに各支部から希望者を募り126人が出席した。


総会では、昨年度の活動報告や収支決算、今年度の計画並びに収支予算案など全5号議案を審議し、すべて承認・可決された。また、部員らは記念公演で津軽三味線奏者の片山慈さんを招き、計8曲の演奏を楽しんだ。
当女性部は今年度、大規模災害に備えた防災学習や支援活動などにも取り組む。

 

 

演奏する片山さん

審議する部員ら


 

今年度もみんなの活躍を楽しみにしてるよ~!


2023年5月8日月曜日

【農福連携】 ユリの定植作業に農福





 JA松山市は10年以上前から、障害を持つ人たちの社会参画と農作業の人手確保を目的として、農福連携に取り組んでいる。生産部会に属する農家が利用を希望する場合、JAが日時や作業内容を福祉事業所に伝え、可能な場合に作業員が派遣される仕組みだ。利用代金は農家から福祉事業所へ支払われる。


 ユリ専門部会員の高須賀透さん(63)は4月中旬、ユリの定植作業に初めてこの制度を利用した。4人の作業員が2日間かけて、およそ4300本の苗を定植した。高須賀さんは「期待以上に丁寧に作業をしてくれた。除草の時期も一人では大変なのでぜひまた利用したい」と話した。

 

 

作業員にユリ苗の定植方法を教える高須賀さん



 

1日約2時間作業をしました!



農家さんと障害を持つ人、互いに社会貢献になるんだね!




2023年5月1日月曜日

【JA】 新規就農者研修センター設置!

 


 

 

JA松山市は新規就農者を増やすため今年度、松前育苗場に新規就農者研修センターを設置した。研修生一人ひとりに時間をかけて幅広く充実した研修を行う。


センターには、ベテランの指導員をセンター長として配置。栽培方法の基礎や農機の使い方などを教え、青色申告に関する講習会を開く。また、指導員はセンターに常駐するため、研修生からの疑問や相談に迅速に対応できる。
センター長の大政真主任は「研修生が学びやすい環境づくりに努め、徹底したサポートを行いたい」と話した。

 

白ネギの定植を教わる研修生

 

センターのほ場4aで栽培研修を行います



研修生の育成に力を入れるよ~!



 


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