JA松山市は10年以上前から、障害を持つ人たちの社会参画と農作業の人手確保を目的として、農福連携に取り組んでいる。生産部会に属する農家が利用を希望する場合、JAが日時や作業内容を福祉事業所に伝え、可能な場合に作業員が派遣される仕組みだ。利用代金は農家から福祉事業所へ支払われる。
ユリ専門部会員の高須賀透さん(63)は4月中旬、ユリの定植作業に初めてこの制度を利用した。4人の作業員が2日間かけて、およそ4300本の苗を定植した。高須賀さんは「期待以上に丁寧に作業をしてくれた。除草の時期も一人では大変なのでぜひまた利用したい」と話した。
作業員にユリ苗の定植方法を教える高須賀さん |
1日約2時間作業をしました! |
農家さんと障害を持つ人、互いに社会貢献になるんだね! |