盆前に出荷最盛
エダマメの需要期である盆に向け、県内最大のエダマメ産地であるJA松山市管内の松前町で、エダマメの出荷が続いている。順調に生育し、色鮮やかで甘みのある仕上がりだ。9月中旬にかけて、3粒入りのエダマメを中心に、地元や京阪神市場におよそ31㌧(前年比10㌫増)を出荷する予定だ。
当JA枝豆部会は、39人がおよそ6.3㌶で、「初だるま」「福だるま」など計5品種を栽培している。今年産は、2月以降の天候に恵まれ、サヤつきが良く全体的に生育も良好だ。
松前町筒井の古川勝美さん(85)、次男の妻の理枝子さん(44)は、一株ずつハサミでエダマメを収穫し、脱莢機を使って枝からサヤを取り外し手選別をした。
勝美さんは「昨年より虫の発生がなく、きれいにできている」と満足する。
収穫したエダマメをトラックに運んでいく 古川勝美さん(左)と理枝子さん |