収穫に向け管理徹底
第5回目の農業塾は9月7日、松山市居相にある圃場で開き、塾生14人は各自が管理するスペースにダイコンやハクサイなど、好きな秋冬野菜の播種と定植をした。12月頃の収穫に向けて間引きや除草をするほか、適期の防除や潅水など栽培管理に努める。
塾生は、前回の授業でハクサイやキャベツ、ブロッコリーを播種し、JA松山市の高井育苗センターで育苗管理した苗を定植。耕運機やレーキで土に肥料を混ぜ込んで畝を立て直した後、JA営農指導員に教わりながら2人1組となって銀色マルチを張った。病気の発生とまん延を防ぐため、密植を避けて深植えにならないように定植した。
同塾2年目の上野誠(まこと)さんと典子さん夫妻は「昨年はニンジンを植えたが、乾燥して芽が出なかった。今年は管理を徹底し、リベンジしたい」と意気込んだ。
キャベツの苗を丁寧に植える塾生 |