2021年3月1日月曜日

【水稲】対策強化し収量確保

ウンカから米を守る 

 

JA松山市は1月下旬から2月上旬にかけて、松山市・東温市・松前町で水稲の栽培講習会を開いた。計210人が出席し、JA営農指導員が昨年産の作柄や病害虫発生状況と対策を説明した。
 

特に、当JA管内ではトビイロウンカによる坪枯れが2年連続で発生。令和2年産はこれまでで最も早い8月下旬から坪枯れの被害が見られ、極早生から中生品種まで、収穫間近のほ場で多数の坪枯れが起こり、収量が半減したところもあった。
 

これを受け、当JAはこれまでの薬剤よりも、ウンカ類への防除効果が高いサンエース箱粒剤に指針統一を行った。田植時から防除効果を安定させ、害虫の増殖を抑え、米の収量を確保する。

今後、本誌や各支所の購買で、ウンカの発生状況や防除などの情報共有を図る。 

11~2月にかけて水稲の栽培講習会を開きました


このページの先頭へ