腰を守り長い営農活動を!
松山市安城寺町の農家、芳之内正幸さん(73)は、アシストスーツを着用し、農作業時にかかる腰への負担を軽減している。同じ悩みを抱える農家も多いことから、当JAへスーツの試着会を要望。農家が最も痛めやすい腰をサポートし、1年でも長い営農活動を目指す。
同スーツは、人工筋肉やバネの動力を用いて、荷物の上げ下ろしや草刈り、施肥時などにかかる腰の負担を軽減するものだ。
芳之内さんは20年前から農業を始め、伊予かんや花き、野菜を栽培している。50代半ば頃から、収穫や柑きつの運搬時に腰への負担を感じていた。
芳之内さんは「スーツを着ると腰が楽になる。新しい農業技術がどんどん出てくるので、スーツを着用して、自身で農業技術を試していきたい。退屈のない人生を送るために、腰を保護して長く営農に携わりたい」と話す。
アシストスーツを着用し、腰の負担を 軽減しながら作業する芳之内さん |