桃太郎トマト出荷続く
西日本有数のトマト産地であるJA松山市管内の久万高原町で、桃太郎トマトの出荷が続いている。11月下旬にかけて県内や四国、京阪神方面に、1,200㌧(前年比4㌫減)を出荷する予定だ。
今年度は天候に恵まれ、多湿により発生する「灰色かび病」などの被害も少なく、順調に生育している。2Lサイズが中心。昼夜の寒暖差を活かし、みずみずしく、甘味と酸味のあるバランスの良い仕上がりだ。
同町黒藤川でトマトを栽培する天野桂造さん(43)は「玉太りが良く、皮が薄くて実の詰まったトマトができているので、丸かじりして食べてほしい」と話す。
つり下げ誘引をする天野さん |