シンテッポウユリ出荷順調
JA松山市管内で8月上旬、シンテッポウユリの出荷最盛期を迎えた。盆や彼岸などのお墓参りに供える花として定着しており、需要期前は選花場で日量最大1万5,000本を選花している。今年産は、雨風の影響や葉枯病の被害はほとんどなく、良質に仕上がっている。
当JA選花場では、作業員が輪数や病害虫の有無などを一輪ずつ目視で確認し、手選別している。11月末にかけて中四国・京阪神・中部方面に約30万本を出荷する予定だ。
選花作業員は「今年は良質なユリが多いので、お墓参りや冠婚葬祭以外にも、自宅に飾って楽しんでほしい」と話す。
シンテッポウユリの輪数や長さなどを目視で手選別する作業員 |