2019年12月2日月曜日

【女性部】 小野の味を伝える

農家のおうちで巻き寿司教室


 小野地区の昔ながらの味を伝えようと、JA松山市の女性部は11月12日、小野支所で「ばぁばの巻き寿司教室」を開いた。30~70代の地域住民19人が参加。同部の魅力を発信しながら、酢飯や具材の味付けから巻き方までを教え、巻き寿司が手軽にできることや失われつつある郷土の味を伝えた。

同部小野支部員が講師となり、8種類の具材が入った田舎巻き寿司と、5種類の具材を入れたサラダ巻き寿司、松山地方の郷土料理「しょうゆ餅」を3時間で作った。講師は「巻き寿司は崩れないよう、最初はぐっと手前にひいて巻くのがポイント」とコツを教え、参加者は2、3本ずつ巻いて練習した。具材のたまごを各自で焼いたほか、酢飯をベタつかせない方法も学んだ。

参加者は「子どもに食べさせたいと思って参加した。今まで作ったことなかったけど、巻き方や味つけのコツを教わったので、家で作りたい」と喜んだ。


講師(左)から巻き方のコツを教わる参加者

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