玉太りの良いレタス栽培
第8回の農業塾は12月5日、松山市生石町の圃場で開き、レタスのトンネル被覆をした。寒さや霜に弱いレタスを守り、玉太り促進と品質を向上させる。また、白菜や大根、ブロッコリーなどの冬野菜の収穫を楽しんだほか、収穫を終えた夏秋野菜の栽培管理を振り返り、今後の栽培に活かしていく。
塾生11人は11月上旬に定植したレタス『レイヤード』を防除し、トンネルを設置した。畝をまたぐように2株半おきに支柱を立てた後、ヒモを引っかける竹ぐいを畝の両端に打ち、ビニールをかけ、ヒモで固定した。換気孔のあいたビニールを使って換気作業を省力化するが、トンネル内の温度が栽培適温の25℃を超える場合は、ビニールの裾を開閉し、温度管理を徹底していく。
塾生の洲之内長(すのうちながし)さんは「家庭菜園でキャベツなどの冬野菜を栽培している。トンネル被覆を学んだので、自宅でも挑戦したい」と意気込んだ。
JA営農指導員(中央)に教わりながら、レタスにトンネルを設置する塾生 |