久万高原トマト出荷続々
県内有数のトマト産地であるJA松山市管内の久万高原町で、夏秋トマトの出荷が続いている。霜が降りる11月下旬にかけて、県内や四国、京阪神方面に1280㌧(前年対比101.6㌫)の出荷を見込む。
当JA○久久万高原トマト部会は、同町の89人がおよそ16㌶で『桃太郎エイト』『桃太郎サニー』『桃太郎ワンダー』『桃太郎セレクト』を栽培する。愛媛県が定めた基準よりも農薬・化学肥料ともに3割以上減らして栽培する「エコえひめ」の認証を受け、安心・安全なトマトを消費者に届けている。
今年産は1段花房の肥大が進まず、昨年の同時期に比べると出荷量が1割ほど少ない。
生産者が出荷したトマトは、選果場のベテラン作業員が傷や病気の有無などを目視で確認した後、自動色別形状選別機で色や形、大きさを52通りに分け、品質の統一を徹底している。
傷や病気の有無を目視で確認するベテラン作業員 |