会話のきっかけに「野菜」づくり
JA松山市南部出張所は4年前から、出張所前などにある花壇で野菜を育て、来店者との会話のきっかけづくりを行っている。今年植えたマスクメロンは順調に生育し、来店者からも好評だ。ガーデニングや畑をしている人からは「来年育ててみたいけん、種を残してほしい」と声があがったほど。会話だけでなく、栽培のきっかけにもなり、JAらしいつながりの輪が広がっている。
この取り組みは、同出張所の宮内圭三所長が、来店者に「緑」を感じてもらえるよう、花壇に芝生を植えたのが始まりで、野菜も育てるようになった。これまでに、松山長なすやスイカなどを栽培。今年は入所2年目の杉田美栄職員が5月上旬、マスクメロン4株などを定植。「珍しさもあり、来店者と『きれいな網目やね。おいしくなるか楽しみやね』と盛り上がった」と話す。
宮内所長は「JAらしい取り組みで、身近に感じてもらえる出張所にしていきたい」と話す。
支所前に植えたマスクメロン |