盆や彼岸などのお墓参りに備える花として定着しているシンテッポウユリの出荷が続いている。全国有数の産地であるJA松山市管内では、日量最大1万本を選果しており、11月末にかけて中四国や京阪神、中部地方へ約23万本出荷する予定だ。
今年は、春の連続的な大雨の影響で、定植時期が遅れた他、葉枯病などの影響を受けた。しかし、梅雨明けが早かったため、十分な日照量により、昨年と同様に良質な出来となった。
13aで栽培する高須賀透さん(64)は「暑い中、一輪一輪心を込めて作ったので、ぜひお供えしてほしい」と笑顔で話した。
蕾の長さを確認しながら収穫する高須賀さん |
白く輝くユリの花 |
きれいな花に癒されるね! |