県内最大産地でエダマメ出荷続く
県内最大のエダマメ産地である、JA松山市管内でエダマメの出荷が続いている。最盛期は、需要期の「父の日」と「海の日」。実入りが良く、良食味に仕上がっている。9月中旬にかけて、地元や京阪神市場に、昨年同様35㌧の出荷を見込む。
今年産は梅雨入りまでは高温少雨で開花が遅れ、莢の肥大も悪く収穫が遅れていた。梅雨以降は日照不足の影響で実の太りにばらつきがあり、莢の色も薄いが、生育は回復しており莢の付き具合は概ね平年並みである。
当JA枝豆部会は、30~80代の42人がおよそ7.5㌶で、『初だるま』『福だるま』『サヤムスメ』『えぞみどり』という品種を栽培している。
就農5年目の小林裕之さん(40)は、松前町中川原でエダマメを1㌶栽培する。「今年もおいしくできた。塩ゆでにし、少し冷めると風味がたってさらにおいしい」とほほ笑む。9月中旬にかけて、およそ8㌧を出荷する予定だ。
エダマメの収穫に汗を流す小林さん |