夏の祭典を彩る町の花「ひまわり」
松前町の花「ひまわり」で地域を彩ろうー。休耕田をなくそうと、同町中川原地区は毎年、地域住民とひまわりを育て、祭りを開いている。中川原生産組合が始めたこの取り組みは、今年で20回目を迎え、町や地域住民も協力する恒例行事となった。7月28日の祭りには1万5,000本の大輪が咲き誇り、見頃を迎えた。
ひまわり畑は、ひょこたん池公園付近の4ヵ所の圃場計38㌃。同組合が5月下旬に種を播き、6月上旬に子どもやお年寄り計150人が定植した。同組合が除草や排水対策をしながら管理してきた。ひまわりを楽しんだ後は、同町が種から油を採取し、バイオエネルギーとして活用する。
当日は、ひまわりの写生大会やバザー、水上ステージでの演奏会、魚のつかみ取りなども行った。区長の大政庸久(つねひさ)さんは「祭りに合わせて、松前町の花であるひまわりを皆で育てている。今年もきれいに咲いた」とほほ笑む。
ひまわり畑に訪れ、楽しむ人たち |