「一芽切り返し剪定」を学ぶ
第3回の農業塾は7月4日、JA松山市の営農センターと松山市生石町の圃場で開き、松山長なすの整枝と剪定をしたほか、各自が栽培する夏野菜の収穫や整枝、除草などを行った。また、9月上旬に植えるキャベツや大根などの秋冬野菜の栽培計画と品目の選定方法を学んだ。塾生13人は、良質な松山長なすを安定して長期間収穫するために、収穫と同時に枝元の一芽を残して剪定する「一芽切り返し剪定」を学んだ。塾生は当JA営農指導員から剪定する枝や位置などを教わりながら作業した。今後、収穫が続く9月末まで、一芽切り返し剪定を繰り返し行っていく。
塾生の芳野亜季さんは「農業塾で学んだことを復習しながら、家でもトマトとナス、トウモロコシを栽培している。一芽切り返し剪定は難しかったけど、やりながら覚えていきたい」と意気込んだ。
JA営農指導員(右)に「一芽切り返し剪定」を学ぶ塾生 |