県内・関西へ90㌧出荷
茄子部会は6月5日、良質出荷につなげようと圃場巡回とJA松山市の営農センターで出荷協議会を行い、部会員の意識統一を図った。5月中旬から出荷が始まっており、12月上旬までに県内と関西方面に90㌧(前年比117.9㌫)を出荷し、2600万円の販売高を目指す。
同部会は13支部の49人が216.4㌃で『松山長なす』を栽培する。
今年産は4月上旬と5月上旬の寒さにより一部で生育が停滞したが、病害虫の発生が少なく順調に生育している。
当日は、当JA営農指導員とともに久米・小野・北伊予地区の部会員3人の圃場で、生育状況や病害虫の有無、防除や潅水などの今後の管理を確認したほか、出荷協議会では等階級などの出荷規格や荷造り時の注意点などを共有した。
川端正仁部会長(69)は「圃場や天候によって管理方法が変わってくる。適期の管理を心掛け、良質出荷につなげる」と意気込んだ。
生育状況や病害虫の有無を確認する茄子部会員ら |