2025年10月9日木曜日

【久万高原】 見て、採って、食べて!親子バスツアーを開催






 親子に食と農への理解を深めてもらおうとJA松山市は9月下旬、「実りの秋久万高原親子バスツアー」を開催した。

中予地方の小学3年生~6年生とその親計20人が参加し、親子は収穫体験などを通じて、農業の魅力や普段食べている野菜がどのようにできているかを学んだ。


 参加者は、久万高原町畑野川地区の農家のほ場でピーマンを、久万農業公園アグリピアでミニトマトの収穫を体験し、また、採れたて野菜を使いピザ作りにも挑戦した。

 

 

 

ピーマン収穫を楽しむ子ども
ピザ作りの様子








農業や食べ物に少しでも興味を持ってくれる
きっかけになっていればいいな!


2025年10月6日月曜日

【川上】 中学生が地元川上地区で農業体験

 

 

 

 

 

 東温市川内中学校の2年生3人は、9月11日に職業体験の一環として川上地区で白ネギを栽培する篠森利夫さん(73)のほ場を訪ね、収穫した白ネギの出荷作業を体験した。


 生徒らは、暑さに強い「夏の宝山」の生育状況を見学しながら病気のリスクや川上地区の気候特性などについての説明を受け、3人で分担して出荷作業を体験した。


 篠森さんは今年の2学期から東温市学校給食センターへ作物を出荷しており、川内中学校の給食にも使用される。「好き嫌いせず、甘くておいしい地元産のネギを味わってもらいたい」と思いを語った。

 

 

 

ネギの皮むきに挑戦する様子

篠森さんの説明を受ける参加者




普段食べている野菜について理解が深まったねー! 




2025年10月3日金曜日

【営農】JA土佐くろしおと営農事業の課題を共有


 

 

 

 

  営農事業における課題解決の糸口を探るために、他JAとの交流を通して情報を共有するJA松山市は、9月8日にJA土佐くろしおの営農販売部や購買部の経済担当職員5人を招き、久万高原町の野菜選果場の視察並びに意見交換会を開いた。

 参加した職員たちは選果場でピーマンやトマトの選果作業、久万清流米の検査の様子を見学した。意見交換会では、営農事業において各JAが直面している人材の不足や経営赤字、営農指導員の負担増加といった課題が提示され、それぞれの取り組みや考えを紹介しながら議論した。

 

 

 

選果場を視察する職員ら

 

意見交換会の様子



営農支援の改善に繋げていくよー!



2025年10月1日水曜日

【JA】農業法人への支援強化へ






 将来にわたる農地の保全や農産物の安定供給を実現するため、JA松山市は今年度から、農業法人の代表者に対する経営指導や運営力を支援する取り組みを開始した。一歩目として9月初旬「農業法人経営の成功の秘訣」をテーマにセミナーを開き、法人設立から持続的成長へ発展させるための組織づくりや組織経営の工夫について講義した。


 株式会社ACWの大國仁氏を講師に迎え、農業法人の経営者や関係者、大規模農家、将来的に法人設立を検討する農家など計17人が参加した。講義では、コーチング手法を応用した組織運営の方法などが紹介された。

 

 

 

 

講義をする大國先生

話に聞き入る参加者たち


大國先生のお話、勉強になったねー!



2025年9月22日月曜日

【青壮年部】 水稲品種「にじのきらめき」やドローンについて理解深める





 JA松山市青壮年部は8月中旬、夏期研修を開き、43人が水稲高温耐性品種「にじのきらめき」やドローンの農薬散布についての理解を深めた。


 「にじのきらめき」の研修では、岡田明夫専務が当JAの取り組み状況を説明。今年の生育状況や展示ほ場について伝え、自由に見学してもらうよう案内した。また、研修前には「にじのきらめき」「あきらこまち」「備蓄米」の食べ比べも実施し、食味への理解も促した。


 盟友は、緑の安全推進協会の吉岡弘夫氏によるドローンの農薬散布の講演も聴き、今後の農業について考えるきっかけとなった。

 


試食会は、3品種のどれを食べているか
分からないようにして実施しました

講演を聞く盟友



いい研修になったね!

 

2025年9月18日木曜日

【営農】 実際に見て理解深める!「にじのきらめき」の展示ほ場を公開





 来年度からJA松山市が「あきたこまち」に代わる水稲品種として、本格的に導入する高温耐性品種「にじのきらめき」を管内38人の農家とJAが栽培しており、23箇所のほ場を自由に見学できるよう公開している。


 ほ場には、「にじのきらめき栽培圃場」の立札を設置しており、当JAのホームページから位置を確認することができる。米農家らに、実際に生育状況を見てもらうことで、品種特性への理解を促す。

 

  


生育の特徴を確認する米麦委員会の役員ら
 
 
この立札が目印です

このQRを読み取ると展示ほ場の位置がわかります 

 

自分が栽培するときのイメージにつながるね!



2025年9月16日火曜日

【トマト部会】 品種の切り替えに確かな手応え!





 夏季の異常高温による収量と品質の低下を受け、JA松山市トマト部会は、玉が硬い品種の「桃太郎みなみ」への切り替えに着手しており、収穫時期を迎えている。


 同部会の山之内章副部会長は、55aの面積全てを本年から「桃太郎みなみ」に切り替えた。従来品種と比較すると、潅水や摘果の回数がやや増加したが、実が裂けたり潰れるなどの被害が軽減されており、秀品率がいいため、所得の向上が期待できる。

 

山之内さんは「特に裂果が発生しやすい秋でも高品質なものが期待できる」と手応えを感じている。

 

 

「桃太郎みなみ」の生育状況を確認する山之内さん

甘みと適度な酸味のバランスがよく、コクのある味が特徴です



所得向上につながるいい成果が得られているね!


2025年9月12日金曜日

【久万高原町】 昔ながらの水田が絶滅危惧種の生物を守る!?




 久万高原町の昔ながらの稲作の方法や水田の管理の仕方が、絶滅危惧種に指定されている「トノサマガエル」の生息しやすい環境として、県内で注目されている。


 久万高原町では、4月に田んぼに水が入り、ゴールデンウィークには田植えが始まる早期栽培が主流。6月中旬頃に水を抜く中干しをするため、2か月近くにわたって「トノサマガエル」が水田内で繁殖することができる。

また、同町は段畑になっている場所が多く、上側の水田から染み出してできた水たまりが、中干し期間の「トノサマガエル」の重要なすみかになっている。

 

 

久万高原町の水田に生息する「トノサマガエル」

「トノサマガエル」は愛媛県で絶滅危惧種二類に相当し、
絶滅の危険が増大している種です。


11月下旬まで面河山岳博物館で見ることが
できるから、ぜひ行ってみてね!



 

2025年9月10日水曜日

【JA】 「サマースクールinごご島」開催






 JA松山市は7月下旬、JA松山市ごご島センターで「サマースクールinごご島」を開いた。60名の親子が参加し、ゲームや食事を楽しみながら農業や食について学んだ。


 青壮年部ごご島支部の3人は、最新の「かっこいい農業」の一例として、近隣の園地で、全自動運転のドローンを用いて約40Lの水を散布する実演を披露した。

参加者たちはICTを活用した農作業を見学し、農業への関心を高めた。他にも当JA管内で栽培された野菜を使ったBBQや女性部手作りのたこ飯を味わったほか、海水浴やスイカ割りなどのレクリエーションを楽しんだ。

 

 

 

ドローンの説明を聞く参加者たち

食べ物を無駄にしないようスイカ割りは紙風船で行いました



素敵な夏の思い出ができたねー!



2025年9月8日月曜日

【南高井町】 資源を有効活用!田植え機を防除機に






 農機具を再利用し、資源を有効活用しようと南高井町の農家らが、使わなくなった田植え機を防除機に作り変えた。農機の購入にかかる費用を削減できるだけでなく、環境に配慮した持続可能な農業を実現する。


 この活動は、農家や農機会社OBを含む地元のメンバーが試行錯誤を繰り返し実現した。6条植えの田植え機の植付け部分を撤去し、廃品の薬剤用タンクを設置。センサーやノズルも1から付け替え防除機に改造した。作業効率にもこだわり、10aの田んぼだと約2往復で防除を終えることができる。

 

 

改造防除機で水を散布する様子

部品のほとんどが廃品を使っています




廃品を起こして、新しく作り変える発想と技術がすごい!



2025年9月6日土曜日

【営農】 産地維持に向けて!機械化一貫体系を進める





 JA松山市は、エダマメ産地の維持につなげようと、JA全農えひめとともに、生産者に向けた機械化一貫体系への取り組みを進めている。


 播種と収穫、選別作業にかかる作業を機械化することで、労働時間を大幅に短縮することができる。当JAと全農えひめは今後、30馬力以上のトラクターが入る面積の生産者を対象に機械の貸し出しをすることで、産地の維持を目指す。当JAでは、部会員を対象に、マルチ張りの支援も実施している。

 

 

機械を使って収穫する様子

一連の流れを機械ですることができます

 





将来にわたって栽培ができるよう取り組みを進めているよ~!



2025年9月4日木曜日

【茄子部会】夏の味覚「松山長なす」出荷中!

 



JA松山市管内で、まつやま農林水産物ブランドの「松山長なす」の出荷が続いている。本年産は、3月から降雨が多く、定植は遅れ気味だったが、その後は好天により生育は順調。高品質なものを11月下旬までに52tの出荷を見込む。

気温の高い日が続く中、生産者は潅水作業を徹底した。また、液肥を両面散布するなど、安定して収穫が可能なよう工夫をしている。部会員の加藤正和さんは「今年は週に3回ほ場に水は張るなど高温対策を徹底している。夏の味覚をぜひ味わってほしい」と笑顔で話す。同部会は、松山市と松前町の39人が1.4㌶で「庄屋大長」を栽培している。


「松山長なす」を収穫する加藤さん


収穫後は、1本ずつ拭いて傷や曲がりなどを確認して出荷しています


煮てもよし!焼いてもよし!の
「松山長なす」、ぜひ食べて~!



このページの先頭へ