夏季の異常高温による収量と品質の低下を受け、JA松山市トマト部会は、玉が硬い品種の「桃太郎みなみ」への切り替えに着手しており、収穫時期を迎えている。
 同部会の山之内章副部会長は、55aの面積全てを本年から「桃太郎みなみ」に切り替えた。従来品種と比較すると、潅水や摘果の回数がやや増加したが、実が裂けたり潰れるなどの被害が軽減されており、秀品率がいいため、所得の向上が期待できる。
山之内さんは「特に裂果が発生しやすい秋でも高品質なものが期待できる」と手応えを感じている。
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| 「桃太郎みなみ」の生育状況を確認する山之内さん | 
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| 甘みと適度な酸味のバランスがよく、コクのある味が特徴です | 
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| 所得向上につながるいい成果が得られているね! | 

