JA松山市は、化学肥料を鶏ふんに置き換えた水稲栽培の実証をするため6月下旬、松前育苗場で基肥に鶏ふんのみを使用した、県オリジナルブランド「ひめの凛」の試験栽培を開始した。
水田13aに基肥としてペレット鶏ふんを300kg(10a当たり230kg)施し、分げつ肥や穂肥、実肥などに鶏ふんのみを用いる区画のほか、鶏ふんと化学肥料どちらも使用する区画など4つに分け生育状況を比較する。また、化学肥料のみ(基肥一発肥料)を施す区画を設け、生産にかかるコストや収量、品質などを対照的に比べる。
当JAはデータの収集とともに、化学肥料を減らした新たなひめの凛の栽培指針を作成し、農家に提案する考えだ。
鶏ふんを散布する様 |
実証中の田んぼの様子 |
水稲以外にも鶏ふんの栽培指針は 3部会で導入、5部会で試験栽培してるよ! |