JA松山市は2月初旬、イチゴの葉に潜む炭疽病菌の検定を行った。菌を保有している株を取り除くことで育苗中の炭疽病症の発病リスクを最小限に抑えられることから、早期発見を目的に18年前から続けている。今年は検定を希望する苺部会員が一株につき一枚、計およそ1000枚の葉を提出した。
エタノールで炭疽病菌以外の雑菌を落とした葉を袋に入れ密封し、専用の培養室で2週間保管すると、菌を保有している葉は炭疽病の特徴であるピンク色のカビが生える。詳しい検査は県の専門員へ検査を依頼し、結果を部会員へ伝えている。
部会員から提出された葉を洗浄する指導員 |
炭疽病は夏に出るので、28℃の培養室で保管します |
夏になる前に早期発見することが大事なんだよ! |