2021年5月17日月曜日

【蚕豆部会】 初夏を味わおう

 「松山一寸そらまめ」味よし


 JA松山市管内で現在、松山一寸そらまめの出荷最盛期を迎えている。昨年に比べると出荷量は少ないが、良食味に仕上がっている。5月下旬にかけて、地元や東京、大阪、奈良方面に、120㌧(前年対比83㌫)を出荷する予定だ。
今年産は、1月の寒波の影響で樹勢が弱ったり落花が発生したりしたが、液肥を施すなど生産者が管理に力を入れたことにより生育はやや回復してきている。


 生産者は4月11日から順次、出荷を開始。当JAへ出荷に訪れた高市満利さん(70)は、5㌃でソラマメを栽培する。「寒波の影響を受けているが、例年通り味は良い」と出来栄えを話す。


 営農指導員は「肥培管理や摘芯など、生産者が丹精込めて管理したことで、3粒、2粒入りのソラマメ中心の出荷が期待できる」と話した。

 

ソラマメの出荷に訪れた高市さん


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