2021年4月15日木曜日

【筍部会】 量多く順調なすべり出し

 生食用「湯山たけのこ」初せり


JA松山市筍部会は3月29日、松山市溝辺町で筍臨時市場を開き、生食用筍の初せりを行った。裏年に当たる今年は、たけのこ自体は細身だが出荷量は多く、順調なすべり出しだ。最高値は1㌔500円(税抜)となった。4月上中旬にかけて、前年同様の10㌧を出荷する予定だ。


 「湯山たけのこ」は、白くて肉質がやわらかく、えぐみが少ないのが特徴だ。今年産は、8月の降雨がなく、細みのたけのこが多い。


 当日は、生産者22人がおよそ1.3㌧の朝堀り筍を運び込んだ。松山青果㈱のせり人の威勢の良い掛け声でせりがスタート。5社の仲卸業者がせり落とし、1㌔の平均単価は173円(同)だった。せり落とされた筍は、同日中に県内のスーパーなどに並ぶ。加工用は5月中旬にかけて、20㌧の出荷を見込む。

 

 

「湯山たけのこ」の初せりを行いました!

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