地域で挑む30㍍のなが~い「恵方巻き」
女性部小野支部は2月3日の小野支所まつりで、子どもたちや地域住民とともに30㍍の長さの恵方巻きを作った。節分である同日に100人以上で巻き上げ、縁起が良いといわれる「東北東」を向いて頬張った。
同企画は、同支部の加工部「めだかの学校」が考案。同支所が新築になったことを祝うほか、同部が手作りのおいしさや楽しさなど食文化の継承を目的に開催した。
参加者は同部の掛け声を合図に、のりの上にJA松山市管内の特産物である久万高原清流『コシヒカリ』を広げ、卵焼きやかんぴょう、キュウリなど5種類の具材をのせて、一斉に巻き上げ完成させた。参加者全員で、長い恵方巻を高く持ち上げると、会場は歓声に包まれた。参加した子どもは「こんなに長い巻き寿司を作ったのは初めてで、楽しかった。おいしくできた」と笑顔で頬張った。
同支部長の重松京子さん(68)は「想像以上の人が参加してくれて、大盛況だった。上手に巻けて良かった」と微笑んだ。
まつりは他にも、もち米およそ150㌔分のくじ付きもちまきや、もちつきの実演販売、地元農産物の販売などを行い、会場を盛り上げた。
完成した恵方巻を切り分け、みんなで東北東を向いて頬張りました |