出荷に向け意識統一
茄子部会は5月中旬から松山長なすの出荷が始まっており、8月上旬から下旬にかけて出荷最盛期を迎える予定だ。11月中旬までに県内や関西方面におよそ100㌧(前年比114・7㌫)の出荷を見込み、2,600万円の販売高を目指す。
同部会は、13支部の50人が217.5㌃で松山長なすを栽培する。今年産は5月上旬の寒さにより、一部で生育の停滞がみられたが、その後は病害虫の発生も少なく、順調に生育している。
6月1日には同部会員の圃場を巡回し、生育状況や病害虫の有無などを確認した。出荷協議会では等階級の確認など、出荷に向けて意識統一を図った。
松山市久米窪田町の岡本英也(ひでや)さん(66)は「品質向上や病害虫防除に努め、安定供給を目指したい」と意気込んだ。
営農指導員と病害虫の有無を確認する茄子部会員(左) |