裸麦966㌧を見込む
愛媛県内有数の裸麦産地である松前町では5月末にかけて、裸麦を刈り取った。同月中旬に最盛期を迎え、966㌧の収量を見込む。
JA松山市管内では今年度、同町と松山市、東温市の163人が329㌶で裸麦『マンネンボシ』『ハルヒメボシ』を栽培する。今年産は11月上旬の降雨の影響で播種が遅れたほか、冬場の低温による生育遅れが懸念されていたが、2月下旬以降は降雨が少なく気温も上昇したため、生育は回復。収穫時期は平年並みとなった。
同町北川原で『ハルヒメボシ』を13.4㌶で栽培する大川泰範(やすのり)さん(49)、めぐみさん(41)夫妻は同月16日、コンバインで刈り取り始めた。
「雨が少なく、5~6年の中では最も良い出来で豊作。収量は昨年よりも2割増しだ。裸麦茶や味噌、焼酎などで味わって」と自信を見せる。
収穫適期を迎えた黄金の裸麦 |
5月16日には多くの報道陣が訪れ、大川さんがインタビューに応じました |