農産物鑑定会で技術向上
JA松山市は1月19日、営農センターで農産物検査員鑑定会を開いた。
検査員の資格を持つ、営農指導員や購買担当者など職員計13人が出席。検査員の鑑定技術の向上を目指そうと、米や裸麦の等級検査と筆記試験を行った。
同JAは、森松倉庫や昌農内倉庫、久万ライスセンターなど計8ヵ所で、米や裸麦の入庫時期に等級検査を行っている。定期的に検査員鑑定会を行うことで、入庫時の検査基準の統一を図っている。
鑑定会は、国内産の水稲うるち玄米40点、水稲もち玄米10点、裸麦10点の計60点の等級検査と、米10点の品種鑑定を行った。職員は、カルトンに並べた玄米や裸麦を目視で確認した。整粒歩合や未熟粒、カメムシなどの病害虫被害、形質などから判断した。米は1~3等級および規格外に、裸麦は1~2等級および規格外の等級をつけた。
検査員の資格を持つ職員が、目視で米の等級を確認します |