切り返し剪定を学ぶ
第3回目の農業塾は7月7日、松山市居相の圃場で開き、塾生全員で栽培するナスの整枝と剪定や、雨風で倒伏したスイートコーンの支柱立て、黒枝豆の定植をした。また、各自が9月頃に定植する、ダイコンやキャベツなどの秋冬野菜の品目の選定方法や栽培計画を学んだ。出席した塾生14人は、ナスの樹勢を維持し良質な実を多く収穫するため、畝の両側へ太い枝を2本ずつ伸ばす「U字仕立て」に誘引して栽培する。また長期間の収穫を目指すため、収穫と同時に古い葉や茎を切り落として、枝に葉を一枚残す「切り返し剪定」を繰り返していく。塾生らは、営農指導員から枝を切る位置を教わりながら作業した。収穫が続く11月頃まで整枝や剪定の管理に努める。
ナスの整枝作業をする塾生 |