白葱栽培へ意欲高める
3月から始まる白葱の播種を目前に控え、白葱部会は2月16日、川上支所と北伊予支所で栽培講習会を開いた。品質と収量の向上を目指そうと、講師のみかど共和㈱の嶋崎聡さんから品種の特性や栽培方法、防除のポイントなどを学び、再確認した。今年度産は、夏場に1ヶ月以上の降雨がなく、土壌が極度に乾燥したことから、葉が褐変する病や、軟腐病が多く発生し、収量が減った。それを踏まえ、嶋崎さんは「出荷量を安定させるためにも、堆肥などを混ぜ込んだ土づくりで根の張りを促し、夏場の夕方潅水をして発病を防ごう」と部員らに呼び掛けた。
部会員計43人が出席し、今年度の課題や他県の 栽培状況も参考に、栽培ポイントを学びました |