興居島地区の柑きつ園地は、およそ7割が急傾斜地となっており、近年は豪雨災害や猪による石垣の一部崩落など被害が多発している。JA松山市青年部は、自分たちで園地の石垣を整備・維持できる技術を習得しようと、10月中旬、古くからの技法に基づく「石積み」について、講師を招き技術を学んだ。
一般社団法人石積み学校の金子玲大さんは、石の内側に小さめの石をしっかり詰め込めば簡単に高い強度の石垣を造れることなど、実演しながらコツを教えた。
田村智靖部長は、「傾斜地の小規模な復旧や整備であれば自分たちでできることが分かった。」と話した。
講師が手本を見せ、講習を受ける部員たち |
石の内側に小石を詰め込むことで、土が 流出しても強度を保つことができます。 |
コンクリートと強度は変わらないんだって! |