2020年4月9日木曜日

【レタス部会】情報共有の強化へ

集荷場にTwitter(ツイッター)「営農情報」

レタス部会は2月中旬、アナログ版ツイッター「営農情報(匠たちのレタス生産みちしるべ)」を情報共有の一つの場として作った。掲示板となる黒板を集荷場に設置し、JA営農指導員や部会の新規栽培者に技術を伝授する熟練農家二人の「農の匠」、相原啓司部会長(46)が、定期的に管理方法や失敗談などをコメントや写真で伝える。賛同者は「いいね」、違うなら「う~ん」に磁石を置く。

 同部は情報共有を強化するため、生産者による出荷の箱詰め実演をしたところ、部会員の反応が良く質問も多く挙がった。部会員それぞれが近年の異常気象に対する悩みや管理に関する意見があると感じたため、部会員の情報共有と栽培のレベルアップができるよう相原部会長がツイッターを提案した。

相原部会長は「野菜づくりは、圃場の環境や管理の違いで品質や収入が大きく変わる。今のツイッターが完成ではないので、部会員の技の引き出しを増やす策を探し続ける」と話す。

情報共有を図るツイッターの黒板に、管理方法などを手書きする相原部会長

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