イヨカン初出荷に期待!
興居島でイヨカンを栽培する生産者らでつくる「ごご島共撰」が組織を再編し、JAごご島共撰部会を設立した。これまでは、同共撰が選果場の使用にかかる経費を負担し運営していたが、同JAがそれらを担うことで、生産者らは栽培に専念できる。部会発足後初めてのイヨカン出荷に向けて、目揃い会などを通して品質を統一し、農家の所得向上につなげたい考えだ。同部会は中川保(たもつ)部会長を筆頭に、泊・鷲ヶ巣地区の66人で組織する。来年1月上旬から3月にかけて、京阪神方面へ800㌧を出荷する予定。㌔単価240円、販売金額1億9200万円を目指す。中川部会長は「今までと変わらず、安全で安心なイヨカンを出荷していく」と話した。
「一丸となって頑張ろう」と話す中川部会長 |