旬のソラマメを味わって
松前町上高柳の大西薫一(くんいち)さん(61)、桂子さん夫妻が栽培するソラマメ「陵西一寸」の出荷が4月下旬から続いている。5月中旬までにおよそ350箱(4㎏/箱)の収量を見込む。大西さんは昨年10月下旬、8㌃に1,200本を定植し、L字型に仕立て栽培。適度な土壌水分を保ち、排水性を高めるため、畝間に籾がらを敷くほか、マイカー線を等間隔に張り倒伏を防ぐ。また、樹勢を維持するため、花が付き始める12月上旬から、定期的に液肥を葉面散布し、実が3粒以上入ったソラマメの出荷にこだわる。
大西さんは「今後も先輩農家に教わりながら栽培していきたい」と微笑む。
「年々良い出来になっている」と笑顔を見せる薫一さん、桂子さんご夫妻 |