白葱の面積広げ、孫と栽培!
堀江地区で白葱を栽培する上松正明(しょうめい)さん(77)は2月下旬までに、およそ600箱(1箱3㌔入り)を出荷した。同月9日には、南海放送の小谷渉子アナウンサーが圃場を訪れ、白葱の収穫風景を取材した。上松さんは昨年4月、7㌃に白葱「夏の宝山(ほうざん)」をおよそ2万8000本定植。有機肥料を使った土づくりに取り組むほか、軟白部分を伸ばすための土寄せはクワを使って地道に行う。また、倒伏を防ぐため株の両脇にマイカー線を張り工夫する。作業は家族総出で行い、後継者として正人(ただと)さん(26)と秀人(ひでと)さん(22)も手伝う。上松さんは、「孫も手伝ってくれるけん、来年は8㌃に広げて白葱を栽培したい」と力強く話す。
孫と一緒に、出荷前の調整作業をする上松さん |