黄金色のはだか麦たわわ
愛媛県有数のはだか麦産地であるJA松山市管内の伊予郡松前町で5月中旬から下旬にかけて、はだか麦を刈り取った。昨年に引き続き豊作の見通しで、県全体でおよそ5,500㌧を見込み、四国・九州方面に出荷する。
当JA管内は、県内2番目の生産地である同町をはじめ、松山市・東温市の154人が355㌶で「ハルヒメボシ」を中心に栽培する。
今年産は、昨年11月頃の播種期が好天に恵まれたことで発芽・分けつが旺盛で、順調に生育した。出穂期以降は気温が高く推移し、例年よりやや早く収穫がスタートした。
13.8㌶ではだか麦を栽培する同町筒井の赤星文人さん(60)は「播種時期の天候が良く、3年連続で豊作だ。はだか麦は健康食品として注目されているので、おいしく食べてもらえると嬉しい」と出来栄えに満足する。
豊作のはだか麦を刈り取る赤星さん |