シュトーレンに興居島の魅力詰め
晴れの日は「農家」で、雨の日は「パン屋」。ドイツの伝統的なクリスマスの焼き菓子「シュトーレン」を手作りし、11月にネット販売したのは、松山市の興居島に住む山中美佳さん(41)だ。自身が栽培した伊予柑の規格外品を有効活用しようと、ピールにし練り込む。
今年度分の予約は終了したが、「クリスマスシュトーレン」2個入りを3,080円(税込・送料別)で販売。来年は11月中旬から末にかけてホームページで予約を受け付け、12月中旬頃に発送する予定だ。来秋は自家製の伊予柑ピールやレモンピールを入れたチョコ味のシュトーレンの食べ比べセットの販売も予定する。
シュトーレン1個につき、伊予柑ピールは20㌘入っており、イチジクやレーズン、くるみ、アーモンドは76㌘も入る具沢山のシュトーレンだ。ピールの風味を生かすために、スパイスは控えめにし、仕上げている。
シュトーレンを手作りし販売する山中さん |