ピーマンを多品種栽培
松山市小野地区の川本雄二さん(60)は、獣害を防ごうとピーマンを栽培している。これまで多品目の野菜を栽培してきたが、ピーマンだけ害獣の被害がなかったことに着目。珍しくて需要の高いパプリカや通常の3倍の大きさになるジャンボピーマンなら産直市でも販売できると考え、多品種を栽培する。
川本さんは、トマトやナスなどを栽培していたが、サルやシカなどの食害に遭い、収穫まで至らなかった。「ピーマンは苦いけん、被害がなかった。ピーマンならこの地域で育てられる」と、JA松山市の○久久万高原ピーマン部会員として久万高原町の畑野川地区でピーマンを栽培していた経験を活かし、8年前から本格的に栽培を始めた。
川本さんはこれまで、13品種のピーマンやパプリカを栽培。今年度は4品種を10㌃で栽培し、11月末にかけて当JAや産直市に出荷する。
土づくりにこだわり、色つやが良くうま味のあるピーマンを育てます |