裸麦の反収アップ狙う
数年前から湿害による裸麦の反収が減少していることから、JA松山市は初期の排水対策の徹底を呼び掛けている。10月下旬からの播種前に、既存の播種用トラクターに装着し、播種と溝切りが一度にできる付属品「サイドリッチャー」や「うね盛板」の導入を勧めた。両付属品は、㈱四国クボタが開発・製造。「サイドリッチャー」は、畝立てと溝を作る性能を備えている。「うね盛板」は、ロータリーのサイドに取り付け、畝の高さや溝の深さが簡単に調整できるものだ。
排水対策と省力化ができるとあって、多くの生産者が同付属品を購入し、播種作業を進めている。
播種しながら、畝立てと同時に深さ15㎝の排水溝を作れます |