「愛媛の花」131束消費
新型コロナウィルスの感染拡大により、切り花の消費が落ち込んでいることを受け、JA松山市は5月26日、当JA本所の役職員向けに切り花131束(5本以上/束)を販売した。事前に予約注文を受け付け、同役職員の8割にあたる131人が購入し引き取った。切り花の消費拡大に貢献し、花き農家を応援する。
きっかけは、卒業式などのイベント中止を受け、当JA女性職員が「花の消費に協力したい」と声を上げたこと。日本花き振興協議会が今年の5月を「母の月」と定めたことも後押しし、自宅で花を飾ったり、大切な人へ花を贈ったりして消費につなげたい考えだ。
同取り組みは、松山市内の小売店「Flower shop AI(フラワーショップアイ)」の協力を得て実現。花束には、県内産のひまわりやバラ、さくらひめなど計20種類以上を使っている。花束を購入した男性職員は「妻をイメージして花を選んだので、日頃の感謝の気持ちを伝え、花束を渡したい」とほほ笑んだ。
花の消費拡大に向け、JA役職員が131束を購入しました |