四国や九州方面へ125㌧出荷
県内有数のはだか麦産地であるJA松山市管内で、5月末にかけてはだか麦を刈り取った。今年産は、順調に生育し上々の出来だ。125㌧(前年対比95㌫)を四国や九州方面に出荷する。
今年産は播種期の11月頃に天候に恵まれたほか、暖冬の影響で平年より生育が進んでいたが、4月の低温により昨年並みからやや遅めの登熟期となった。
当JA管内は、松前町・松山市・東温市の154人が324㌶(前年対比101㌫)で、『ハルヒメボシ』『マンネンボシ』を栽培している。
同町の豊田年秋さん(81)と息子の勝紀さんは、5月14日から6日間かけて、黄金に輝く『ハルヒメボシ』計5.5㌶を刈り取った。およそ24㌧の収量を見込む。
当JA営農販売部は「4月以降の降雨により、倒伏する圃場が多く収穫量はやや少なくなるが、品質は良い出来となっている」と話す。
黄金に輝くはだか麦 |