出荷者への営農指導強化
JA松山市の「ふれあい産直市福音寺」は、多くの生産者に出荷してもらおうと、今年度から新たに営農指導担当者を設け、出荷者への営農指導を行っている。生産振興を図り、品揃えを増やしていく。
指導を担当するのは山田憲二さん。毎週火・金曜日の午前中に同産直市に常駐し、出荷者の質問に答えながら、栽培の指導をしている。
相談に訪れた松山市北久米町の仙波裕(ゆたか)さん(71)は「そらまめのさやが日焼けを起こした。初めてなので対策方法を知りたい」と話した。山田指導員は「暖冬による乾燥とカルシウム欠乏が原因。葉面散布をしたら良い」とアドバイスした。
また、同産直市が生まれ変わったことを多くの消費者に知ってもらおうと、県道334号線沿いに、当JAキャラクターのまる芽ちゃんと青空土男入りの看板を設置。活気のある産直市を目指していく。
出荷者の質問に答えながら、営農指導を行う山田さん(右) |