29年連続裸麦の生産量日本一
JA松山市管内では5月中旬から下旬にかけて裸麦を刈り取った。今年度は、昨年11月の播種時と2月の生育期に高温が続き、例年より早めに生育。品質は良好だ。松前町北川原で裸麦「ハルヒメボシ」を栽培する豊田年秋さん(77)と息子の勝紀(かつとし)さん(45)は、5月14日から計5㌶をコンバインで刈り取り、およそ1.8㌧を収穫した。
豊田さんは、排水性を高めるため、昨年11月の播種後と2月に3㍍間隔に溝切りをした。また、養分の競合を防ぎ、初期生育を良くするため、除草剤を散布して管理した。豊田さんは「白くて、粒張りも良く良質な仕上がりだ」と話した。
刈り取り適期を迎えた黄金色の裸麦 |