女性向け卵に「紅花」を使用
松前町の耕作放棄地を減らそうと活動する同町の加藤賢司さん(68)や加藤佳子さん(26)ら有志8人は、JAえひめフレッシュフーズ㈱から依頼を受け、平成26年10月から休耕田で紅花をおよそ46㌃で栽培する。同社は鶏の飼料に紅花などを混ぜて飼育し、女性が1日に必要なビタミンEを摂取できる卵「紅花卵卵(らんらん)」を開発。4月1日から販売中だ。同社が成人女性向けに新商品を作ろうと、薬草として活用されている「紅花」に着目し、地元農家に栽培を依頼。商品開発を進め発売にこぎつけた。加藤さんや同社は「地元で栽培した紅花を使った卵をぜひ食べて」と微笑んだ。
「黄身の色が濃くておいしい」と加藤さんら(中央2人)も絶賛です |