JA松山市筍部会は3月下旬から4月中旬にかけて、松山市溝辺町で筍臨時市場を開き、生食用筍のせりを行った。また、加工用は5月上旬にかけて、およそ120㌧の出荷を見込む。
表年にあたる今年は、冬の寒さと乾燥で生育が遅れているが、品質は上々だ。せりの初日は、生産者13人が48口、およそ159㌔の朝採り筍を運び込み、最高値は1㌔1,200円(税別)だった。相田安春部会長は「湯山たけのこは味がよいので、多くの人に味わってほしい」と話した。